三十路OLの陸海空マイラーな日々

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てるみくらぶの騒動について思うこと、教訓、今後の対策

先月3月27日てるみくらぶ破産の衝撃から一週間程度経ち、いろいろな情報も出てきました。

個人的に利用したことはなかったけど、主にMSCクルーズを利用した割安なフライ&クルーズを取り扱っていたので、何度かWebサイトを見て検討したことがあり、他人事じゃなかったな、と怖い気持ちでいっぱいです。

 

ニュースによると、帝国データバンクは「クルーズ船にも手を広げるなど、身の丈に合わない経営だった」と分析する・・・とあって、あの帝バンですら、クルーズはちょっとレベルが高い商品と見てるのか、と驚いたものです。

クイーンエリザベスなどの船を持つキュナードラインならまだしも、MSCはカジュアルに分類されるお手頃なクルーズ会社なんだから、身の丈に合わないってことないと思ったんだけどな。

 

今回の騒動を受けて、世間では全然問題になってないけど、クルーズ好きな友人との話題は、「決済を旅行代理店との間ですることの問題性」に尽きます。海外の旅行代理店を通じてクルーズを予約する場合、代理店はあくまでも取り継ぎをするだけで、決済相手(クレジットカードの明細に載る名前)はクルーズ会社になるのが通常。

だから、もし万が一にクルーズを予約した旅行代理店がつぶれても、自分の支払いには影響が出ないのです。

 

日本では旅行代理店にお金を払って、旅行代理店がクルーズ会社と決済するっていう方法だから、今回のてるみくらぶの場合は旅行代理店からクルーズ会社のところが焦げ付いたわけで。。。日本の旅行業界の慣習の構造的な問題もありますね。

 

今回のことを教訓に、てるみくらぶの二の舞を避けるために自分で取れる防衛策はなんだろう?と考えると、やはり、

ホテルも飛行機もクルーズも全部自分で直接手配する

に尽きます。

もちろんプリンセスクルーズのようにそもそも個人の直接手配を受け付けていない会社もありますので全部が全部可能なわけではないけども。

 

信頼のおける旅行代理店で手配する、というのも手ですが、信頼のおける旅行代理店って何を持って言うのかな、とか、モヤモヤしますね。

個人的にはJTB信頼してますけど。

 

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